Cisco Nexusスイッチについて調べていたところ、下記を発見。
日本語の解説書が少ないため参考になる。
Nexus 教科書 への道 - The Cisco Learning Network
第3章に出てくる「マルチテナントデータセンター」という言葉について調べてみた。
「マルチテナント」という言葉は下記サイトが直感的にわかりやすい。
1つの建物に複数の店や企業が同居している雑居ビルのように、1つのシステム環境を複数企業のシステムやアプリケーションを共同で利用する環境のこと。マルチテナントに対し、従来のASPサービスでは、顧客ごとに環境を構築しサービスを提供する形態「シングルテナント」をとっていたが、SaaSはマルチテナント構成が基本である。
「マルチテナント」型に対してこれまでのITインフラを「サイロ」型と呼ぶらしい。
「サイロ」については下記サイトの説明がわかりやすい。
siloとは家畜の飼料や穀物などの貯蔵庫ないしは弾道ミサイルの地下格納庫のことで、英語では「窓がなく周囲が見えない」という意味がある。ここから、組織が縦割り構造になっていて各業務部門の活動が連動を欠いていることを「サイロ型業務」、コンピュータ業務システムにおいてアプリケーションやデータが部門や個人ごとに孤立していることを「サイロ型システム」「アプリケーション・サイロ」「データ・サイロ」などという。